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都市と漁村をつなぐ

 田烏小学校の子どもたちはカッターで自然の家に入る。
 昨夜の大荒れは治まり南風3m。漁港では保護者や村の人たちが見送ってくれた。漁師村の子どもたちも、今は沖に船を漕いで出るということはない。大丈夫かな?心配そうな見送りの家族の声を吹き飛ばす様に、子どもたちは元気な掛け声で沖に向かった。
 おおよそ1時間足らずで、カッターは自然の家の桟橋に到着した。途中、海にはサワラの群れが飛び跳ねていた。元気な海だ。子どもたちの体の中に海の民の血が沸きあがってきたか。
 一足早く自然の家に着いた田烏小学校の子どもたちは、大阪の子どもたちを玄関で待つ。これから、交流の始まりである。都市の子どもたちと交流し、コミュニケーションの力を伸ばしたいという田烏小の目標。漁村のすばらしいものを学びたいという大阪の子どもたち、友達になろう!というお互いの希望がうまくかなった。和太鼓を通しての交流、若狭塗り箸づくりを通しての交流など、充実したプログラムになっている。
 田烏小の子どもたちが手作りの名札を大阪の子どもたちにプレゼントし、自然の家の案内もすべて子どもたちがやってのける。午後は早速太鼓教室。ホールには15台の和太鼓がならび、大阪の雅太鼓の内田さんの指導で太鼓教室が始まった。
 腹に響く重低音。ドドン!という波の音は、和太鼓の音。和太鼓を通して、若狭湾の自然のエネルギーを体に取り込める。若狭湾で和太鼓をたたいてみませんか。

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