
田烏の千枚田は、日本の漁村のかけがえのない風景だ。しかし、最近、田んぼの作り手がいなくなって荒れたままになっている。いのししや猿の害も追い打ちをかけている。
今日、帰りがけに写真を撮りに千枚田の道を行くと、村の青年がひとり、田んぼの耕作の準備をしていた。以前に海で出会ったことがある。風の舟に乗っていた。
久しぶりに話した。
「だれもこの田んぼを作らんので、自分が作ってみようと思って」
青年は爽やかに言った。
自分が生まれたこの村、見渡せば、いっぱい宝物がある。この村の宝を活かした仕事をしてみたい。そんな話を田んぼで二人で夢中になってしていた。
青年は、シーカヤックを取り入れてこの海を活かしてみたいと話した。
「それなら、自然の家に来て、シーカヤックに乗ってみたら。」と言うと
「いいんですか」青年の声がはずんだ。
ちょうど、明日、シーカヤックのスペシャリストが訪ねて来てくれる。いい出会いになるといい。
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